ごあいさつ(第59回定期大会挨拶)

 定期大会開催にあたり一言ご挨拶を申し上げます。
 まず、最初に本会はじめ関連諸機関の方々、そして一般会員の方々の並々ならぬご支援・ご理解、ご厚情をいただいておりますことに心から御礼申し上げます。
 日税政の東会長、吉川幹事長、小島顧問、東京税政連 名倉会長、千葉県税政連 美保会長、関信越税政連 小林会長、本会 木島会長、関連諸機関代表の方々、公務多忙の所、当大会にご参会いただきまして、誠にありがとうございます。
 また、昨年10 月の衆議院選、今年6 月の参議院選挙、横浜市長選挙におきましても後援会の皆様方を始めとした会員の方々のご協力、ご支援にも感謝申し上げます。
さて、昨今の税をめぐる議論を見ておりますと国にとって「税」とは何なのかつくづく考えさせられる状況下です。
 税における国会議論については、混迷をきたしていると見受けられます。税政連は税理士業界と納税者の為になるような簡素で公平な制度へ向けて、税理士会では行えない政治活動を行う組織であります。
 その為に税政連はどうしたら効果的な活動を行い、成果を出せるのかを考えた時、一番のキーポイントは、後援会であり、また、それを支えていただいている支部のサポートではないかと思うのであります。
 税政連といたしましては、陳情の成果を上げるには大会決議( 一) にもある「真の代表」として国会で成果が出せるように議員の皆様を全面的に支援していく為の施策を講じ、応援体制を強化していくことが重要であると考えます。
後援会の存在意義は特定な議員を応援する団体ではなく、国会で我々の要望を理解して成果が出せる議員になっていただくことが、目的だと考えます。一人でも多くの会員が後援会に参加して議員と意見交換をしていくことにより、議員の知見の増加と、納税者からの立場の主張を認識してもらえれば成果につながると信じております。
 全国に400 弱の後援会があるのに効果が上がらないのは、大会決議( 一) にある「真の代表」として国会で活動できていないからではないかと感じております。
 今後、地区連としては、両県連と連携して議員の先生方への強力な運動を行っていきたいと考えております。
 何卒、会員の皆様方におかれましても今後も引き続きご支援を賜ることを節にお願い申し上げて挨拶とさせていただきます。

東京地方税理士政治連盟とは

「税理士の社会的、経済的地位の向上を図るとともに、民主的税理士制度及び租税制度並びに税務行政を確立するため、必要な政治活動を行う」ことを目的としています(連盟規約第4条)。
税理士会は法律によって設立された強制加入の団体ですが、同時にその活動・事業には一定の制約があります。したがって、任意団体である税政連の活動が重要となってくるのです。

東京地方税理士政治連盟の主な活動

東京地方税理士政治連盟は、税理士業界に直接関係のある問題をアピールするだけではなく税務に関する専門家の立場から、政治と市民・中小企業、各界とをつなぐ役割を積極的に果たしながら、中小企業・一般納税者の立場を踏まえた国民的な視点から主張しています。
また、税理士会の要望の実現に向けて、政党・政治関係者への働きかけを始めとする、一般的な政治活動のほか、個別での陳情等を行っております。
これらを効果あらしめるために、議員の政治活動への協力・参加や、選挙に際しては推薦候補者を決定し、その選挙の支援活動を行う事が重要な施策にもなってます。
 また、「後援会」を組織して、国会議員等と常日頃から接触をし、国会の情勢や生の政治の動き等の情報を得ると同時に、われわれの要望を十分に伝えて理解してもらっております。

東京地方税理士政治連盟の組織

東京地方税理士政治連盟は、日本税理士政治連盟を中央組織とする地区組織で、2つの県組織(神奈川県税理士政治連盟と山梨県税理士政治連盟)から組織されています。

神奈川県税理士政治連盟
山梨県税理士政治連盟

機構図

役員名簿